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「またお腹が張ってきた……」
「横になったほうがいいの?それとも座っていれば大丈夫?」
「張らないようにするには、普段どう過ごせばいいんだろう?」
妊娠中のお腹の張りは、経験するたびに気になりますよね。
特に初めての妊娠では、少しお腹が硬くなっただけでも、
「赤ちゃんは大丈夫かな?」
と心配になることがあるでしょう。
妊娠中には、子宮の収縮などによってお腹の張りを感じることがあります。
一方、お腹の張りは切迫流産や切迫早産などでみられることもあるため、何でも「妊娠中だから普通」と判断するのは避けたいところです。
この記事では、妊娠中にお腹が張ったらどうする? お腹の張りが気になる妊婦さんへ、休息の取り方や家事・仕事・買い物の負担を減らす方法、張る前に休むセルフケア、張りの記録方法を解説します。痛み・出血・規則的な張りなど産婦人科へ相談したいサインもわかりやすく紹介します。
※妊娠週数や妊娠経過によって適切な対応は異なります。この記事は一般的な情報であり、診断の代わりになるものではありません。主治医や助産師から指示を受けている場合は、その指示を優先してください。
↓将来に備えて今から保険のプロに相談して見直しされてはいかがでしょうか?
- 妊娠中のお腹の張り、まずは慌てず体を休めよう
- セルフケア① 「張ってから休む」から「張る前に休む」へ
- セルフケア② 立ちっぱなしの時間を短くする
- セルフケア③ 家事を「今日やる・明日でもいい」に分ける
- セルフケア④ 買い物の負担を軽くする
- セルフケア⑤ 自分の「張りやすいパターン」を知る
- セルフケア⑥ 「休んだあとの変化」まで確認する
- セルフケア⑦ 一人で全部抱え込まない
- 働いている妊婦さんは「休めない」をそのままにしない
- お腹の張りが怖くて動けなくなったら?
- 水分は「極端に我慢しない」
- 「張らないために一日中寝る」は自己判断で決めない
- セルフケアだけで様子を見続けないほうがよい張りもある
- 妊娠37週未満の規則的な張りには特に注意
- 性器出血がある場合
- 水っぽいものが出た場合
- 胎動がいつもと明らかに違う場合
- 「病院へ電話するほどかな?」と迷ったとき
- 今日から使える「お腹の張りセルフチェック」
- 「今日は何をしない?」を決めてみよう
- よくある質問|妊娠中のお腹の張りとセルフケア
- まとめ|お腹の張りへのセルフケアは「もっと休んでいい」と自分に許可することから
妊娠中のお腹の張り、まずは慌てず体を休めよう
お腹が張ったとき、
「あと少しだから洗濯物を干してしまおう」
「仕事が終わるまで我慢しよう」
と、そのまま動き続けてしまうことがあります。
ですが、まず考えたいのは、
「今やっていることを一度止められないかな?」
ということです。
可能であれば作業を中断して、座ったり、自分が楽だと感じる姿勢で休んだりしてみましょう。
そのうえで、
「休んだら治まった?」
「何度も繰り返していない?」
と体の変化を確認します。
大切なのは、「我慢できるか」ではなく、体調の変化を見逃さないことです。
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セルフケア① 「張ってから休む」から「張る前に休む」へ
お腹が張ってから休むことも大切ですが、毎日の生活ではもう一歩先回りしてみましょう。
例えば、
「仕事から帰るころに張りやすい」
「夕食を作っている途中で張る」
「買い物へ行った日に張りやすい」
という傾向があるなら、張る少し前に休憩を入れます。
15時になったら一度座る。
帰宅したら家事の前に休む。
買い物の途中で休憩する。
こうした小さな工夫です。
休憩は、限界まで頑張った人だけが取るものではありません。
妊娠中は「疲れる前に休む」という考え方も大切にしてみましょう。
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セルフケア② 立ちっぱなしの時間を短くする
料理をしていたら30分。
買い物で1時間。
仕事では数時間。
日常生活では、思った以上に長く立っています。
お腹が張りやすい方は、一度に全部終わらせようとせず、
「少し立ったら座る」
というリズムを作ってみましょう。
例えば料理なら、
野菜を切る
↓
少し座る
↓
調理する
と分けても構いません。
「家事は立ってやるもの」と決めつけず、座ってできることは座って行うのも一つの工夫です。
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セルフケア③ 家事を「今日やる・明日でもいい」に分ける
妊娠中でも家事は待ってくれません。
洗濯。
掃除。
料理。
片づけ。
買い物。
すべて終わらせようとすると、休む時間がなくなってしまいます。
そこで、家事を二つに分けてみましょう。
今日必要なこと
と、
明日でも困らないこと
です。
例えば夕食は必要でも、床掃除は明日でもよいかもしれません。
洗濯は必要でも、たたむのは翌朝でも構いません。
「全部終わらせてから休む」ではなく、
「休むために、何をやめよう?」
という発想に変えてみましょう。
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セルフケア④ 買い物の負担を軽くする
妊娠中の買い物は、
歩く。
立つ。
商品を取る。
荷物を持つ。
帰宅して片づける。
と、意外に多くの動作が必要です。
買い物後にお腹が張りやすい方は、
- 一度に大量購入しない
- 重いものを家族に頼む
- ネットスーパーを利用する
- 宅配サービスを活用する
- 買い物のあとに別の予定を入れない
など、負担を減らしてみましょう。
「自分でできるから自分でやる」ではなく、
「今は楽にできる方法を選ぶ」
ことも立派なセルフケアです。
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セルフケア⑤ 自分の「張りやすいパターン」を知る
お腹の張りは毎回突然起こっているように思えても、記録すると傾向が見えることがあります。
例えば、
「仕事が忙しい日に多い」
「買い物へ行った夕方に多い」
「長く立った日に多い」
などです。
そこで簡単な「張りメモ」を作ってみましょう。
記録するのは、
時間・直前の行動・張り方・ほかの症状
くらいで十分です。
「17:20 スーパーから帰宅後。少し硬く感じた。痛みなし。休んだら落ち着いた」
という程度で構いません。
原因を自分で診断するためではなく、体調を把握し、妊婦健診などで相談するときの材料にするための記録です。
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セルフケア⑥ 「休んだあとの変化」まで確認する
休んだら、
「はい、終わり」
ではありません。
少しだけ、その後の体調も見てみましょう。
例えば、
休んだら治まった。
少ししてまた張った。
何度も繰り返している。
だんだん強くなってきた。
痛みも出てきた。
こうした変化は重要です。
「休んだ」という行動より、「休んだあとどうなったか」が大切な情報になります。
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セルフケア⑦ 一人で全部抱え込まない
妊娠中のセルフケアというと、
「自分で体調管理をすること」
と思われがちです。
でも、本当のセルフケアには、
人に頼ること
も含まれます。
「今日は張りやすいから夕食をお願いしたい」
「買い物を代わってほしい」
「少し横になりたいから上の子を見ていてほしい」
など、具体的に伝えてみましょう。
妊婦さんが休める環境を作ることも、赤ちゃんと自分のための大切な体調管理です。
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働いている妊婦さんは「休めない」をそのままにしない
仕事中にお腹が張っても、
「周りが忙しい」
「迷惑をかけたくない」
と休憩を我慢してしまう方もいます。
しかし、症状が続く場合は主治医へ相談しましょう。
必要に応じて、勤務時間や仕事内容、休憩などについて職場との調整が必要になることがあります。
厚生労働省の「母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)」は、医師等から受けた指導事項を事業主へ伝えるための仕組みです。
仕事中の張りが気になる場合は、
「仕事を辞めるか、我慢するか」
の二択にせず、まず主治医へ相談するところから考えてみましょう。
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お腹の張りが怖くて動けなくなったら?
一度強い張りを経験すると、
「歩いたらまた張るかも」
「家事をしたら赤ちゃんに悪いのでは?」
と怖くなることがあります。
ただ、妊娠中にどの程度活動してよいかは、妊娠経過によって異なります。
自己判断で活動量を極端に減らすのではなく、不安がある場合は妊婦健診で、
「私はどの程度動いても大丈夫ですか?」
と具体的に聞いてみましょう。
自分の妊娠経過に合わせた目安がわかると、日常生活も送りやすくなります。
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水分は「極端に我慢しない」
妊娠中はトイレが近くなるため、
「外出中は水分を控えよう」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、水分を極端に我慢するのはおすすめできません。
特に暑い時期や運動時は、脱水にも注意が必要です。
ただし、持病や妊娠経過などによって水分について個別の指示を受けている方は、主治医の指示に従ってください。
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「張らないために一日中寝る」は自己判断で決めない
「動くと張るなら、ずっと寝ていたほうが安全なのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、妊娠中の安静の必要性や程度は、その人の状態によって異なります。
自己判断で極端な安静生活を始めるのではなく、張りを繰り返す場合は産婦人科へ相談し、
どの程度の活動ならよいのか
を確認しましょう。
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セルフケアだけで様子を見続けないほうがよい張りもある
ここはとても大切なポイントです。
妊娠中のお腹の張りには、医療機関へ相談したほうがよい場合があります。
例えば、
- 休んでも治まらない
- 張りを何度も繰り返す
- 規則的になってきた
- 間隔が短くなってきた
- だんだん強くなる
- 強い腹痛を伴う
- 性器出血がある
- 破水を疑う水っぽいものが出る
- 普段感じていた胎動を感じない、または明らかにいつもと違う
- 「いつもの張りとは違う」と感じる
といった場合です。
「とりあえず寝ていれば大丈夫」
と決めつけず、かかりつけの産婦人科へ相談してください。
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妊娠37週未満の規則的な張りには特に注意
妊娠37週未満で規則的な子宮収縮や下腹部痛などがある場合は、切迫早産などとの区別が必要になることがあります。
そのため、
「まだ予定日まで時間があるから陣痛ではない」
と自分で判断しないことが大切です。
張りが規則的になる、痛みを伴う、出血するなどの場合は、妊娠週数も伝えて医療機関へ相談しましょう。
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性器出血がある場合
お腹の張りと一緒に性器出血がある場合も、自己判断を避けましょう。
「少しだけだから」
「一度だけだから」
と様子を見続けず、かかりつけの産婦人科へ連絡してください。
出血の色や量、いつから始まったかなどを伝えられるようにしておくとよいでしょう。
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水っぽいものが出た場合
「急に下着が濡れた」
「尿とは違う水のようなものが出た」
と感じる場合は、破水の可能性も考えられます。
破水かどうかを自分で判断できないこともあります。
気になる場合は医療機関へ連絡し、指示を受けてください。
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胎動がいつもと明らかに違う場合
普段から胎動を感じている時期では、赤ちゃんの動きも大切な情報です。
お腹の張りとともに、
「いつも感じている胎動を感じない」
「明らかにいつもと違う」
と感じる場合は、自己判断で長く様子を見続けず医療機関へ相談しましょう。
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「病院へ電話するほどかな?」と迷ったとき
妊娠中は、
「こんなことで電話したら迷惑かな」
と思ってしまうことがあります。
でも、自分で判断できない症状について相談することは大切です。
電話するときは、
「妊娠○週です」
「○時ごろから張っています」
「○分くらいの間隔で繰り返しています」
「痛みがあります/ありません」
「出血があります/ありません」
などを伝えると状況を説明しやすくなります。
病院から個別に「このような場合は連絡してください」と説明を受けている場合は、その指示を優先しましょう。
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今日から使える「お腹の張りセルフチェック」
張りを感じたら、難しく考えず次のポイントを確認してみましょう。
① 何をしていた?
仕事?家事?歩いたあと?
② 休んだらどうなった?
治まった?続いている?
③ 繰り返している?
不規則?規則的?
④ 強くなっていない?
いつもより硬い?痛い?
⑤ ほかの症状は?
出血、水っぽいもの、胎動の変化などはない?
この情報を覚えておくと、医師や助産師へ相談するときにも役立ちます。
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「今日は何をしない?」を決めてみよう
お腹が張る日は、
何をするかより、
何をしないか
を決めるのもおすすめです。
今日は掃除をしない。
夕食は作らない。
買い物へ行かない。
洗濯物は明日たたむ。
予定を一つ減らすだけでも構いません。
妊娠中は毎日同じ体調ではありません。
元気な日にできたことを、体調がよくない日まで同じように続ける必要はありません。
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よくある質問|妊娠中のお腹の張りとセルフケア
Q. お腹が張ったらすぐ横になったほうがいいですか?
まず可能であれば作業を止め、楽な姿勢で休みましょう。横になれる状況なら横になるのも一つの方法です。
ただし、休んでも治まらない、規則的に繰り返す、痛みや出血などを伴う場合は医療機関へ相談してください。
Q. 家事をすると張ります。家事をしないほうがいいですか?
必要な活動量は妊娠経過によって異なります。
張りを繰り返す場合は無理をせず主治医へ相談し、自分に合った活動量を確認しましょう。
Q. お腹が張る日は散歩を休んでもいいですか?
体調がすぐれない日に無理をして運動する必要はありません。
妊娠中の運動について個別の制限を受けている場合は、必ずその指示に従ってください。
Q. 張りが怖くて何もできません。
不安のため日常生活に影響が出ている場合も、妊婦健診で相談して構いません。
「どの程度なら動いてよいですか?」と具体的に聞いてみましょう。
Q. 張りが続く場合はいつまで様子を見ればいいですか?
妊娠週数や妊娠経過、張り方によって異なるため、一律に「○分待てばよい」とは言えません。
休んでも続く、規則的になる、強くなる、痛み・出血・破水を疑う症状・胎動の明らかな変化などがある場合は、自己判断で様子を見続けず医療機関へ相談してください。
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まとめ|お腹の張りへのセルフケアは「もっと休んでいい」と自分に許可することから
妊娠中にお腹が張ると、
「何か悪いことをしたかな」
「動きすぎたのかな」
と心配になることがあります。
そんなときに大切なのは、自分を責めることではありません。
まずは、
今の体を少し休ませること。
そして、
「何をしていたときに張った?」
「休んだらどうなった?」
「繰り返していない?」
と体の変化を確認してみましょう。
毎日の生活では、
張る前に休む。
立ちっぱなしを減らす。
家事を一つやめる。
重いものを人に頼む。
買い物を楽にする。
家族や職場へ助けを求める。
こうした小さな工夫も立派なセルフケアです。
ただし、セルフケアは医療機関へ相談すべき症状を自宅だけで対処するためのものではありません。
規則的・増強する張り、強い腹痛、性器出血、破水を疑う症状、胎動の明らかな変化などがある場合は、かかりつけの産婦人科へ相談してください。
妊娠中の体調は、一日ごと、時間帯ごとに変わることがあります。
だから、
「昨日できたから、今日もやらなきゃ」
と思わなくても大丈夫です。
今日は少しゆっくり。
明日は体調を見ながら。
そんなふうに、予定を自分の体に合わせて変えていくことも、妊娠中を安心して過ごすための大切な習慣です。


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